MAKE YOUR BODY   

  ――パーソナルトレーナーはセレブだけのものではありません――

 

パーソナルトレーナーとは、カラダづくりの家庭教師のようなものです。
目的に応じたトレーニング(例えばダイエット、姿勢矯正、食事のアドバイス等々)を総合的に、個人に合わせてプログラミングします。そして一緒にカラダを動かしながら指導していきます。

もともとはハリウッドのセレブたちが役に応じてカラダをつくるため、また健康や美しさを維持するために、個人的にトレーナーの指導を受けているところから、PFT(パーソナルトレーナー)の存在が注目を浴びました。しかし、今やアメリカでは、パーソナルトレーナーはごく一般的な存在になっています。

日本の多くのスポーツクラブでは、プロのトレーナー不在の所がまだ多いため、マシントレーニングに頼り、自己流のトレーニングになりがちです。そのため効果を得にくく、いつの間にかジムエリアからフェードアウトしてしまう会員さんが、少なからずいらっしゃいます。                      

体重が減った=キレイになった(?)

Nutrition(栄養)
何とかを飲むだけ、炭水化物を抜くだけダイエット……世の中にはさまざまなダイエット法があります。
しかし、減ったのは本当に体脂肪ですか?カラダは引き締まりましたか?姿勢がよくなり生き生きと生活をすることができるようになったでしょうか?
また、一時的に体重計の目盛りは下がっても、リバウンドしていませんか。

体重が少なくても体脂肪が多ければ肥満です。それに、やせていてもがりがりの猫背さんならば、ひょっとして体重を減らす前のあなたのほうが、ステキだったのかもしれません。

水を飲むと体重計の目盛りは上がります。また、脂肪が落ちて筋肉が増えると、体重計の目盛りが増える事も多々あります。(脂肪より筋肉のほうが重いため)
反対に、サウナで汗をかいたら体重計の目盛りは下がります。しかし、それは、脂肪が流れ出たわけではありません。体内の水分が汗になっただけの事です。

結論をいうと、体重計の目盛りの1キロ、2キロに一喜一憂するのは気力のムダです。自分のカラダをよく見て、自分に足りないことをやりましょう。そして、洋服を着たとき「きつかった洋服が楽になった」「姿勢がよくなった」といった感覚を信じましょう。その上で、結果的に体脂肪率の平均値を下げていきましょう。(その時の条件によって、体脂肪計には誤差があります。何パーセントかの誤差にくよくよするのもやめましょう。)

運動のメリットは非常に大きいものですが、それ以上に大切なのは食事です。正しい食事が健康で美しいカラダをつくります。
朝御飯抜きなどの欠食や、1品ダイエットは美容上の問題ばかりではなく、健康をも損ないかねません。また、リバウンドを繰り返し、結果的には太りやすい体質になってしまいます。
「正しい食事」といっても、難しいことをする必要はありません。

朝食はしっかり、昼食は普通、おやつをパンやおにぎり1個程度、夕食を少な目に。 …おやつを摂ることによって、夕食を食べ過ぎないようにする。

欠食しない。1品ダイエット、炭水化物抜きダイエットなどをしない。…食事を抜かない。サラダだけ、リンゴだけなども×。

炭水化物の量をコントロールする。…減らしすぎてはいけないが、食べ過ぎるとオーバーカロリーになります。

 例1:夕食の炭水化物を少な目にする。

 例2:ラーメンライス、そばと御飯といった炭水化物同士
    の組み合わせではなく、おかずと主食にする。

寝る3時間前には夕食を済ませる。…仕事などで遅い時間の夕食になってしまうなら、おにぎりやパンといった形で、職場で炭水化物を摂ってしまう。帰宅してからの夕食はおかずのみにする。

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